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PA(ポリアミド、ナイロン)の黒点不良問題

PA(ポリアミド、ナイロン)とは

PAはポリアミド又はナイロンと呼ばれ、繊維となるほか、耐熱性に優れ、機械的性質、電気特性、耐薬品性にも優れるなどの長所を持っております。金属を代替するエンプラとしても使用されており、全体需要量の35~40%は自動車・車両向けに使われています。

ナイロンとポリアミドの違い

一般的にはナイロンとポリアミドは同じことを指します。細かく違いを言うならば、「ポリアミド」の種類は多数あり、脂肪族骨格を含むポリアミドのことを「ナイロン」、芳香族骨格だけで構成されるポリアミドを「アラミド」と言います。

ポリアミド

アラミド

芳香族ポリアミド
パラ系アラミドメタ系アラミド
・防弾チョッキ
・ヘルメット
・光ファイバーケーブル
・消防服
・宇宙服

ナイロン

脂肪族ポリアミド半芳香族ポリアミド
PA6,PA66 PA11,PA12 PA46PA6T, PA9T
・自動車部品
・電気、電子部品各種
・ガソリンタンク
・日用雑貨、玩具
・食品用フィルム
・建材
・スポーツシューズ
・電線被結束バンド覆材料
・自動車部品
・電気、電子部品各種

※ ナイロンの最後の数字は合成原料の炭素原子の数に由来しています。

ポリアミドの黒点不良問題

ポリアミドの成形不良でてこずるものにガスの発生によるものがあります。 ガスの発生はポリアミドに限ったことではありませんが、吸湿性の高い樹脂のためか乾燥不足などがガスの原因となることが多いと伺います。 乾燥をしっかりやればガスの発生はある程度抑えられます。また、黒色の成形などは問題になり難いものの、ナチュラル(原色)や白の成形品では管理が難しくなります。

ガス対策としては原料の乾燥のほかにガス抜きやベントなど金型での対策が基本ですが、それだけではどうしても解決できない場合も出てきます。そういった場合は洗浄剤や分解清掃を行うことで焼けや炭化物の除去を行います。

洗浄しても解決できない黒点不良や、洗浄後の置換性悩み

その解決事例として、パージ剤ecomaruを活用した事例をご紹介いたします。

【事例1】

お客様評価

表3
表1
表2

【事例2】

お客様評価

表4
表5
表6

ポリアミド特性

長所

短所

メーカー

メーカー製品名
旭化成(株)レオナ
アセンド パフォーマンス マテリアルズ ジャパン(株)バイダイン
アルケマ(株)ハイプロロン90/リルサミド/リルサンクリアー
宇部興産(株)ウベスタ/UBEナイロン
エンプラ(株)E-Pナイロン
(株)クラレジェネスタ
ソルベイジャパン(株)テクニール/テクニールアロイ/テクニールエクステン/テクニールスター
ソルベイスペシャルティポリマーズジャパン(株)アモデル ポリフタルアミド
髙安(株)タナジン
ダイセル・エボニック(株)ダイアミド/ベスタミド/ベスタミド/トロガミド
帝中(株)オキロン/テイチューナイロン
テラボウ(株)テラボウナイロン
デュポン(株)ザイテル/ミンロン
ディーエスエム ジャパン エンジニアリング プラスチックス(株)スタニール/ノバミッド/アクロン
東洋樹脂(株)トーヨーレジン
東洋紡(株)グラマイド
東レ(株)アミラン
BASFジャパン(株)ウルトラミッド
三井化学(株)ア-レン
三菱エンジニアリングプラスチックス(株)レニー
ユニチカ(株)ゼコット/マラニール/ユニチカナイロン6/ユニチカナイロン66
ランクセス(株)デュレタン
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